▽4回戦:藤崎台県営野球場
1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
文 徳 0 4 0 0 0 0 0 0 1 5
九州学院 0 0 0 0 0 1 1 0 0 2
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【4回戦・文徳―九州学院】9回表、文徳2死一、二塁。大塚の三塁線を破る適時打で臨時代走の二走・井が生還し、5―2と突き放す=藤崎台県営野球場(野田徹)
【評】文徳が効率良い攻めでシードの九州学院を破った。二回に先頭が安打で出塁。送りバントと四球で一死一、二塁として井の2点適時二塁打で先制。さらに犠打と3連打で畳み掛け、計4点を挙げた。九回は二死から死球の走者を連打でかえした。先発植野は要所を抑え、5安打2点に抑えて完投した。
九州学院は二回一死満塁の好機をつぶし、六回の一死満塁も1点にとどまるなど、勢いに乗れなかった。
これはどぎゃん思う?
結果だけ見れば、「あぁ、九州学院が負けたとねぇ」ってだけばってん。
実はこの試合、雨天によるノーゲームの再試合。
ご存知の通り、熊本県は先日の集中豪雨のため、試合どころじゃなかった。
で、前の試合はというと、
▽4回戦:藤崎台県営野球場
1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
文 徳 0 1 1 0 0 0 2
九州学院 0 0 1 0 1 1 3
しかも九州学院は7回の表2アウト。
つまり、あと一つアウトばとってから、中断していれば試合終了だったつたいね。
で、結局ノーゲーム。再試合の結果、負けてしもたつたいね。
このときの、最初負けとった文徳の監督さんのコメント。
「負けそうだったから安心というわけでなく、仕切り直しできるのがうれしい」
「(中断は)いい判断だったと思う。ウチももう1度チャンスをもらったと思っている」
さぁ、これはフェアプレーの精神に反しているのか?どうなのか?
高野連のえらいさん?これも始末書だろか?
ニッカンスポーツ
九州学院、あと1死で…/高校野球
7回表2死一塁、ゲーム成立直前の中断にがっくりとひざを突く九州学院・蓑田 熊本大会、文徳対九州学院の強豪対決は、試合途中で降雨ノーゲームとなり、今日20日の“再試合”に8強進出は持ち越された。九州学院は3─2の1点リードで迎えた7回表の守り。2死一塁の場面で雨脚が強く試合が中断。あと1アウト取れば試合成立も、天気は回復せずノーゲームが決定した。九州学院の坂井宏安監督(49)は「試合を止めるべき。ウチからしてみれば…(勝っていた)というのもあるが自分のことだけ考えるのではなく、いいゲームだったから」と前向きに話した。
この日は早朝から雨が降ったりやんだりの空模様。6回から本降りとなり内野の土部分に、水が浮いた。昨夏準Vの文徳・山川徹監督(51)は「負けそうだったから安心というわけでなく、仕切り直しできるのがうれしい」。ノーゲーム直前の6回裏にタイムリー失策で勝ち越し点を献上した二塁手の井(い)拓也(3年)は「もう一度チャンスが回ってきたので(失策を)取り戻したい」と汚名返上を誓っていた。
7回表2死一塁、ゲーム成立直前の中断にがっくりとひざを突く九州学院・蓑田
スポニチ九州
第88回全国高校野球選手権の熊本大会は19日、第1試合の文徳―九州学院は7回2死で雨のため1時間の中断後、ノーゲームが決まった。この日、行われる予定だった3試合はすべて、順延となった。
雨雲は文徳ナインを味方した。2―3で迎えた6回裏から降り出した雨は徐々に雨脚を強め、7回には激しい雨に。内野に水溜まりが出来はじめた7回表2死に中断。そのまま、あと1死での試合成立を目前に降雨ノーゲームが決定した。
救われたのは文徳の二塁手・井だ。2―2で迎えた6回2死二塁で平凡な二塁ゴロを後逸。その間に二塁走者が生還し、勝ち越し点を献上してしまった。ノーゲーム決定後、井は「失策は大事に行き過ぎた。雨天中止は考えてなかった。(ノーゲームで)もう1度チャンスがあるので取り返したいです」と再戦に懸ける想いを口にした。中断中には、ベンチ裏で「雨はあがる。絶対逆転するぞ!」とお互いを鼓舞。アンダーシャツを着替え、軽食を補給し再開に備えていた。文徳の山川監督は「選手には気持ちを切らないように指示していた。(順延で)1番ホッとしてるのは井でしょう」と苦笑いを浮かべた。
一方、2失点の好投をみせていた九州学院の先発・蓑田は「雨の中で練習したり、わざと濡れたボールを投げたりして雨対策はしてきた。でもこんなにスゴイ雨の中は初めてでした」と戸惑いの表情。坂井監督は「(中断は)いい判断だったと思う。ウチももう1度チャンスをもらったと思っている」と明日の再戦へ力強く話した。